自家発電設備

自家発電設備の保守点検



点検項目・時期について

非常用発電機の点検整備基準表

点検種別点検間隔主たる点検・作業項目備考
A点検6ヶ月毎・周囲/外観状況
・始動/運転停止状況の診断
・計器類指示確認
・主要部水/油、冷却水/燃料油量確認
・用具予備品点検
・その他点検整備
消防法に基づく
B点検1年毎・バッテリー電解液検診
・潤滑油汚れ点検
・コシ器/タンクのドレン抜き
・冷却水/燃料油吸上ポンプ作動状況診断
・バルブクリアランス調整
・騒音測定
・接地/絶縁抵抗測定
・機側リレー/スイッチ作動確認/配線ターミナル増締
・その他点検整備
消防法に基づく
A点検含む
C点検5年毎・配電盤計器の点検
・クランクデフレクション計測
・冷却水交換
・燃料/潤滑油コシ器分解掃除/交換
・機関潤滑油交換
・その他点検整備
A/B点検含む
D点検8年毎・燃料噴射時期調整
・噴射弁噴霧点検調整
・燃料噴射弁分解点検
・セルモーター分解
・オイルネーターブラシ点検
・ゴムホース交換
・その他点検整備
A/B/C点検含む
E点検12年毎・バルブリフター点検
・ラジエーターコアーの掃除
・シリンダーヘッド気筒分解点検とライナ内径計測
・冷却水ポンプ分解点検
・吸排気弁/始動弁点検摺り合わせ
・その他点検整備
A/B/C/D点検含む
F点検15年毎・ピストン抜出し点検掃除(全気筒)
・主軸受メタル点検、
・ロッドボルト/メタル点検
・シリンダライナ内径計測(全気筒)
・シリンダライナパッキン新替(全気筒)
・主軸受ボルト点検、
・ピストンピンメタル点検
・クランクピン/ジャーナル点検
・タイミングギヤー点検
・潤滑油ポンプ分解点検
・燃料噴射ポンプ分解点検
・燃料フィードポンプ
・その他点検整備
A/B/C/D/E点検含む

※上記基準表はあくまで目安です。
※設備の設置状況、使用頻度、設備の不具合等、内容によって整備項目の変更もあります。
※設備は稼働していなくても劣化の進行及び破損はありますので、上記の整備内容に併せての補修、修繕工事が必要です。
※上記整備基準以外に各メーカー推奨整備項目も併用して整備されるのが望ましいと考えます。

非常用発電機の点検メンテナンスは、必ず専門の技術者にお任せください。

大規模災害や非常事態の停電等に備え、消防法の点検基準に従って、定期的な点検を実施いたします。外観に問題がなくても、内部に異常が発生していることがありますので、専門の技術者が適切に点検を行います。

非常用発電設備の健全な状態を保つためには、日頃の点検整備が重要になります。万が一、不備がある場合は、速やかに改修・交換に対応いたします。ご利用の非常用発電機が良好な状態で長くご利用できるよう、計画的な保守点検を提案・実施いたします。

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